国際関係学部の小針進教授が、『日韓の未来図 文化への熱狂と外交の溝』を、集英社から出版しました(ページ数:256、版型:新書)。文在寅政権下で「戦後最悪」の日韓関係といわれた一方で、日本ではK-POPや韓流ドラマといった韓国文化は爆発的な人気を博しました。尹錫悦政権ではシャトル外交が再開し、文化への熱狂はますます高まっています。それでは、韓国文化好きが増えれば日韓関係は改善するのでしょうか。本書は、文化と政治という側面から日韓関係の現在?過去を、共著者の大貫智子氏と多角的に分析し、両国の未来と文化交流の価値に迫ります。県大生を含む若者が抱く「文化と外交」をめぐる証言も収録しています。