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高校生が薬学の世界を体験「夏休みファーマカレッジ2022」を開催


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8月3日から4日にかけて、薬学部で高校生が薬学の研究を体験する「夏休みファーマカレッジ2022 ~体験してみよう!『薬と生命に関わるサイエンス』~」を開催しました。
「市販薬を分析しよう(医薬品創製化学分野)」「くすりが効くか遺伝子から予測しよう(臨床薬効解析学分野)」などの10テーマに分かれ、参加した40名の高校生は本学教員や学生の指導のもと、実験や演習に取り組みました。

「くすりが効くか遺伝子から予測しよう」のグループでは、高校生自ら口腔粘膜からDNAを採取し、調整した試薬とPCRで増幅したDNAを合わせその薬が自分に効くかどうかの実験を行いました。指導にあたった6年の米澤さんは「機器の操作が思ったより上手。実験のことだけでなく受験についての質問も積極的にしてくれて、とても楽しく教えられた」と話してくれました。高校生からは「高校には無い機器を扱ったので緊張したが大学生が丁寧に教えてくれ、自分は不器用だと思っていたが自信がもてた」、「本で読むよりもわかりやすく、知識が経験に変わった」、「薬学が医療の大きな力になっているんだと感じた。ぜひ(県立大の)薬学部に入りたい」などの感想が聞かれました。

その他に「先端技術で分子の在り処を可視化しよう(生体機能分子分析学分野)」「ノーベル化学賞を取った反応を実際に体験!(医薬品化学分野)」などの実験をそれぞれの研究室で行いました。また4日の午後に研究発表会を行い、2日間にわたった研究の成果をグループごとに発表しました。

※「ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction)」DNAを複製して増幅させる方法

▼各テーマでの研究体験の様子


▼成果発表会の様子

(2022年8月5日)

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