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細川光洋教授の共編著『小谷契月作品集』が刊行


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このたび、国際関係学部の細川光洋教授が共編著者である書籍『小谷契月作品集』(細川光洋?小松朗編)が、桂書房より刊行されました。(ISBN978-4-86627-103-3)

小谷契月(こたに?けいげつ)は、越中八尾の「風の盆」で唄われる数々の「おわら」名歌を残した民謡詩人で、戦争末期に歌人吉井勇夫妻を自宅に疎開させて面倒を見た人物です。2021年は契月の没後50年にあたり、その祥月である6月に併せて、長男小谷剣司氏の監修の下に初の作品集が編まれました。作品集は、代表的な民謡集の他に、新たに確認された雑誌掲載作品や自筆「詩稿ノート」の翻刻などをもとに編集され、資料編として写真図版も豊富に収載されています。作品編に、細川教授は解題を執筆しています。

〈出版社の紹介文より〉
江戸期から笑いと座興を基調としてきたオワラ節に、人々の孤独化に応える近代詩の導入を諮って中心となった契月。
没後50年を記念して自編の民謡集?句集を中心に作品を網羅。そのあふれる抒情性の出所を解明する。

『小谷契月作品集』

(2021年6月21日)

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