11月17日から19日まで、韓国で開催された第17回日韓歴史家会議に国際関係学部の剣持久木教授(フランス現代史、歴史認識)が日本側代表の一人として参加しました。
この会議は、2001年から、日韓の歴史家の研究交流のために毎年、日韓両国で交互に実施され、今年はソウルの東北亜歴史財団を会場に開催されました。今年は、「東アジアの平和思想とその実践」を全体テーマに、日韓両国から報告者3人、コメンテーター3人の6人ずつが報告と討論を行いました。剣持教授は、第三セッションで「反戦平和運動の挫折から仏独和解へ:歴史認識問題解決のヒントを求めて」と題する報告をしています。歴史家会議は、原則としてセミクローズで行われ、聴衆は歴史研究者に限定されていますが、今回の会議次第の概要が事前に韓国メディアに通知されたところ、とくに剣持教授の報告内容が関心を呼び、インターネット上に記事が掲載されました。剣持教授は、ヨーロッパにおける歴史教科書や歴史博物館の様々な事例をもとに、東アジアにおける共通歴史博物館の可能性を問題提起しています。
この会議は、2001年から、日韓の歴史家の研究交流のために毎年、日韓両国で交互に実施され、今年はソウルの東北亜歴史財団を会場に開催されました。今年は、「東アジアの平和思想とその実践」を全体テーマに、日韓両国から報告者3人、コメンテーター3人の6人ずつが報告と討論を行いました。剣持教授は、第三セッションで「反戦平和運動の挫折から仏独和解へ:歴史認識問題解決のヒントを求めて」と題する報告をしています。歴史家会議は、原則としてセミクローズで行われ、聴衆は歴史研究者に限定されていますが、今回の会議次第の概要が事前に韓国メディアに通知されたところ、とくに剣持教授の報告内容が関心を呼び、インターネット上に記事が掲載されました。剣持教授は、ヨーロッパにおける歴史教科書や歴史博物館の様々な事例をもとに、東アジアにおける共通歴史博物館の可能性を問題提起しています。
日韓歴史家会議で発言する剣持教授(右から二人目)