10月7日から8日にホテルアソシア静岡で開催された、「第44回日本小児臨床薬理学会学術集会」で薬学部 実践薬学分野(並木徳之教授)の田中紫茉子助教が、ポスター賞を受賞しました。この賞は、小児における臨床薬理に寄与する優秀な演題に贈られるものです。
受賞演題は、「小児用製剤と飲食物との配合における服用感の臨床的評価」です。
小児患者においては、粉末製剤(散剤)の不快な味のために服薬を拒否することがあります。その場合、粉末製剤に飲食物を配合して服用させることが行われますが、配合する飲食物は経験的に選択されており、服用感の変化を評価した報告はありません。
そこで本研究では、臨床試験を行い、粉末製剤(散剤)と飲食物との配合による服用感について評価しました。その結果、粉末製剤と各種飲食物との配合におけるヒトの服用感及び味の変化について、定量的に示すことができました。また不快な味を低減し、服用感を向上できる飲食物、逆に不快な味が増強され、服用感が低下する飲食物との組み合わせを明らかにしました。本結果は、日常診療における小児患者への服薬指導に貢献しうると考えられます。
受賞演題は、「小児用製剤と飲食物との配合における服用感の臨床的評価」です。
小児患者においては、粉末製剤(散剤)の不快な味のために服薬を拒否することがあります。その場合、粉末製剤に飲食物を配合して服用させることが行われますが、配合する飲食物は経験的に選択されており、服用感の変化を評価した報告はありません。
そこで本研究では、臨床試験を行い、粉末製剤(散剤)と飲食物との配合による服用感について評価しました。その結果、粉末製剤と各種飲食物との配合におけるヒトの服用感及び味の変化について、定量的に示すことができました。また不快な味を低減し、服用感を向上できる飲食物、逆に不快な味が増強され、服用感が低下する飲食物との組み合わせを明らかにしました。本結果は、日常診療における小児患者への服薬指導に貢献しうると考えられます。
ポスター賞を受賞した田中紫茉子助教