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講演会「相撲とナショナリズム ー『国技』をめぐる大相撲の近現代史ー」(対象:本学学生?教職員)


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国際関係学部が、目白大学外国語学部教授の胎中千鶴氏をお迎えして、講演会「相撲とナショナリズム ―『国技』をめぐる大相撲の近現代史―」を開催します。

開催概要

相撲ファンもそうでない人も、年に何回かは大相撲をめぐる話題を見聞きするかと思います。力士たちの土俵上の奮闘ぶりもさることながら、女性を土俵に上げない謎ルール、相撲部屋の暴力事件、曖昧な年寄株制度など、炎上案件も目につきます。こういう問題が起こるたびに世論は「相撲は国技なのに」と怒ったり「国技だから仕方ない」と諦めたり、「国技」というパワーワードでとりあえず片づけようとする傾向があります。
しかし、相撲を「国技」とする法的根拠は存在しません。ただ単に明治期以降の日本社会が「国技のようなもの」と認識してきただけなのです。大相撲はこの100 年、「国技」を看板に掲げることで戦時期も不景気も不祥事も何とか乗り越えてきました。では「国技」という認識はいつ生れ、大相撲にどんな影響を与えたのでしょうか。たとえば戦時期の国家ナショナリズムとはどのように結びついたのでしょうか。
本講演会では「国技」を切り口に大相撲の100 年を振り返ってみます。

日時

2023年11月9日(木曜日) 14時40分~16時10分

対象

本学学生?教職員

開催方法

Zoom(申込不要)

ZoomURLは Universal Passport の掲示配信等により別途通知します。
  • 学内限定イベントです。ZoomURL等の情報を公開したり、学外者に知らせたりしないでください。
  • 現在のところ、録画および録画の公開の予定はありません
  • Zoomの表示名は、学生は学籍番号+氏名に、教職員は所属+氏名にしてください。
  • マイクはミュート、カメラはOFFで参加してください。

講師プロフィール

胎中 千鶴(たいなか?ちづる)
東京都出身。専門は歴史学(台湾史?相撲史)。研究テーマは、日本統治期台湾の社会史や、大相撲の近現代史。ここ数年は、戦時期に活躍「インテリ力士」として知られた笠置山勝一の文筆活動について史資料を整理している。主な著書に『植民地台湾を語るということ』(風響社、2007 年)、『あなたとともに知る台湾』(清水書院、2019 年)、『叱られ、愛され、大相撲!』(講談社、2019年)などがある。

お問い合わせ

国際関係学部 奈倉京子
E-mail:nagura@u-shizuoka-ken.ac.jp

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